シェイクスピア・カンパニー

プロフィール

 シェイクスピア・カンパニーは、東北地方に木造のぬくもりのある劇場《グローブ座》(仮称)を建設しようとい うスローガンのもとに集まった人々の組織です。
 そこから劇団シェイクスピア・カンパニーが生まれ、直接原作から翻訳、翻案した脚本をもとに、新たなシェイクスピア劇の可能性を模索しています。
 私たちの目標は、東北地方から文化を発信し、誰からも愛される劇場を建設することです。

★私たちの目標である劇場建設のために1997年から、主に上演会場で基金活動を行っています。

シェイクスピア・カンパニー
代表者 下館和巳 (しもだてかずみ)
所在地 宮城県仙台市
設立 1992年
活動目的

東北地方に木造のぬくもりのある演劇専門の劇場を建設する

サポート会員 約600名


劇団シェイクスピア・カンパニー
主宰 下館和巳
所在地 宮城県仙台市
設立 1993年
旗揚げ公演 1995年9月『ロミオとジュリエット』
主な活動内容

新たなシェイクスピア劇を創造する過程で東北地方の歴史文化を掘り起こし、地方から文化を発信してゆく。そしてその活動を通して劇場建設への力を集結してゆく。

劇団員構成

役者、技術スタッフ:一般勤労者、学生(東北各地の出身者ならびに宮城県居住者で構成される)

後援実績

文化庁、宮城県、仙台市、ブリティッシュ・カウンシル




◆なぜ方言を使うのか


 私たちはこれまでの共通語の翻訳の中に方言の魅力を加えることで、より深く、広くシェイクスピアの世界を表現しようとしています。本場英国のシェイクスピア劇にも色々な地方の言葉が登場しますが、日本語に訳されたシェイクスピア劇は全て共通語でした。そしてそれは特に東北人のわれわれにはどこかよそよそしく感じられます。日本語の方言に宿っている豊かな生命力を劇の言語として用いることで、新しいシェイクスピア劇を作り出しています。
 

◆なぜ東北地方を舞台にするのか


 シェイクスピア劇の中に方言を使うとき、翻訳者や役者の中にある言葉、主に東北地方の方言を使うことになり、自然に舞台は東北地方となります。そして東北地方には豊かな文化的な伝統が受け継がれています。そうした東北地方の風土や歴史をシェイクスピア劇の舞台とすることで、もともとシェイクスピアの劇が持っていた魅力を新しい形で表現しようとしています。また同時に舞台の制作過程において、東北の歴史や文化を発掘するという作業も行っています。
 

★シェイクスピア・カンパニーは非営利団体です★