ロンドンで見かけたスケーター少年たち。ラリークラークという愛してやまないストリート映画の元祖ともいえる監督の映画のワンシーンを目撃した瞬間だった。
時代は変わってもスケーターの少年たちのファッションは変わっていない。ダボダボのジーンズによれた大きなTシャツ。
みんな生意気でませている。
いつかもっと迫って密着して撮りたい、絶対に。
この時は不審がられないように後ろから、コソコソとついて回って撮ったけど次こそは真正面からまじかで撮るんだ。
この子は晴れ。
私が付けた名前。まだ16歳である。
国籍は中国で、私が誰かと友達にならなきゃいけない、話さなきゃいけないと追いつめられていた時、一番最初に話しかけた子。
早口で、無邪気でいつもぴょんぴょん飛んでいる。
4日後に国に帰っちゃうという話だったから、なーんだ、友達になれないやと思ってたけど、一瞬で仲良くなった。
すごく似ているのを感じた。
たった4日間私たちに思い出は無いのに別れる時ぐちゃぐちゃになるぐらい泣いていて。
妹みたいで可愛い子だった。
今でも毎日のように電話が来る。
18歳 チャールズ
高貴な匂いがする
というのはすごく育ちの良さや仕草が行動からひしひしと感じる
初めて会った時、急に木登りが上手いと自慢してきたり、常に葉っぱを齧っていたり、私が話してるのに近くにいた昆虫に夢中になって全然話を聞いていなかったり子供みたいなところもある
私は彼が大好きだけど、9月から大学に入学して離れてしまうのでとても悲しい
これからも会えたらな