9月1日から3日まで北海道に行ってまいりましたので報告いたします。
一日目は阿寒を訪れ、「オセロ」で共同演出をして下さるアイヌの奇才、秋辺デボさんと脚本についての話し合いを行いました。夜中まで付き合ってくださり、アイヌ語やアイヌの歌を教えてくださったのはもちろん、目からウロコが落ちるようなアドバイスもたくさん下さいました。是非楽しみにして頂ければと思います。
2日目はデボさんとデボさんから紹介していただいた刺繡をなさっている方から衣装・小道具についての意見を頂きました。たくさんの資料を見せてくださり、参考にしたいと思えるものばかりでした。小道具はなんと、デボさんが自ら作ってくださるそうです!アイヌの劇場「イコロシアター」の見学もさせて頂き、有意義な阿寒での時間を過ごしました。
阿寒を去った後、札幌に向かい、応援してくださっている皆さんとお話をさせて頂きました。たくさんの方がカンパニーの「オセロ」に期待してくださっていることが分かり、身が引き締まる思いでした。稽古にももっと緊張感をもって挑み、ご期待以上のものをお届けする覚悟を持って取り組まなければと感じます。
今回の北海道行きがしっかりとプロダクションの中で意味を持つように精進してまいります。応援・協力してくださった皆さん、本当にありがとうございました!